トマス・J・スタンリー、ウィリアム・D・ダンコの『となりの億万長者』を読んだ2019年の感想です。高価な物を持つ人がお金持ちだというイメージと、実際に資産を残すことの違いが印象に残りました。
見える豊かさと、残っている資産
当時は、お金持ちなら高級住宅地に住み、高級車や高価なブランド品を持っているのでは、というイメージがありました。本を読み、高価な車を所有することと資産の多さが必ずしも一致しないという視点が気になりました。
収入が多くても、その分を使えば資産として残らない。この点は、自分がお金の使い方について考えていたことを、本からも確かめられたように感じました。ただし、これは当時の読後感であり、この本の調査が現在の全ての富裕層を表しているという意味ではありません。
子どもの自立をどう支えるか
子どもへの支出と、自立をどう支えるかという部分も気になりました。2019年の読書メモには、何かを売り込んだり立候補したりする経験が自立につながる、という趣旨を受け取り、目からうろこだったと残しています。
ただし、その部分の原文をここで引用しているわけではありません。親がお金持ちなら必ず同じようになる、逆に財産を隠せば子どもが成功する、といった子育ての法則を示すものでもありません。
一冊からどこまで一般化できるか
本の中の人物や集団についての記述を読むときは、対象の国、調査時点、資産の定義などで意味が変わります。特定の持ち物や生活習慣だけをまねれば同じ資産になる、と受け取るのは飛躍があります。
私が残したいのは、派手な消費より、収入から何が残るかを見たいという読書当時の関心です。自分の支出については、バーベルと使わなかった便利グッズの記録でも振り返っています。
まとめ
2019年には、もっと大きな資産を持つ人の話も聞きたかった、という感想もありました。一冊の答えとして完結させるより、自分のイメージを点検する読み方になった本です。この記事は投資や資産形成の成功を保証するものではありません。
