THE BOYS

最近始まったアマゾンオリジナルの海外ドラマです。

シーズン2はもう制作が決定しているようです。

内容的には「ウォッチメン」に少し似ていますね。「ウォッチメン」は割と深く掘り下げたのに対して、この作品は細かくやっているという感じです。

「ウォッチメン」がヒーローにしかスポットライトが当たっていなかったのに対して、この作品は主人公が普通の、しかも臆病な人間の青年であるというのも、結構とんがっていると思います。ヒロインの女性は「セブン」と呼ばれるアベンジャーズみたいなグループに入るのが夢で、ついにその夢がかなうのですが、入ったとたんにあこがれのヒーローにセクハラされるわやりたくもない仕事をさせられるわで、ここら辺は現代の社会事情を表現しようとしているのだと思います。他にも宗教問題なども出てくるし、そもそもヒーロー自体が、選挙、大企業、資本主義などを皮肉っているようです。

アメリカのドラマはこういう体制批判みたいなのがお家芸になっているのかなと思いました。

日本のアニメとかが「異世界」、「学園的箱庭」で楽しくやろう、限定的な場所では活躍できる。というものなのに対して、海外ドラマや映画は何か「モノ申す」的な芸になっている感じですね。

「芸」というのはつまりコメディ要素として使って皮肉っているだけで、どういう未来がいいのかのビジョンや、コンテンツとして作品の世界観を作るといったことまではされていないようなので、どちらも私の求めているものではないのですが、「ヒーローを倒す普通の人間が主人公」というのは新しいと思いました。

セブンのリーダーにホームランダーというキャラクターがいるのですが(キャプテンアメリカとスーパーマンを足して割ったようなキャラ)彼もはっきり言って割と単純な悪者に思えます。できれば彼だけはほんとの聖人で、そのため逆に人殺しも平気とかいう設定だったらよかったのかと思います。

コメディとしてみると結構面白いので、最後まで見るつもりです。ただし、内容がえぐいので見るのに注意が必要です。肉片が結構飛びます。

30代ママ、2カ月で“月収150万円″大家さんになる! 単行本(ソフトカバー) – 2018/4/17 岩崎えり (著)

著者は所謂「高学歴ワーキングプア」というやつで、博士課程まで修了しながらも、非常勤の仕事しかなくなかなか常勤の研究職に就けなかった中、不動産投資を行い成功したという方です。

既婚の女性の方に向けて書かれた本ではありますが、もちろん不動産投資の本質は変わらないので、男性が読んでも参考になると思いました。

年収が低く低属性の女性の場合は、夫婦で協力することが必須みたいですね。夫の信用力をプラスして銀行から融資を受けたり、男性目線で物件を観たりと、何かと協力すると便利みたいです。

「不動産投資で将来は不労所得を持ちたい」とか「会社化して子供に継がせたい」など、意志がはっきりしていて、それが成功の理由なのかとは思いました。

この方も「金持ち父さん貧乏父さん」を読んだようで非常に影響を受けていると書いてありました。やはりすごい影響力ですね。

元々お祖母様が不動産を持っていたようで、身近にそういう人がいるとやはり影響されるんだなぁと思いました。なので、勉強した後は不動産屋さんの集会とかに行く必要があるのかと思いました。

本の内容ですが、結構細かいところまで書かれておりありがたかったです。物件を見るときどこを見るかなどが細かく書かれていました。いろいろとノウハウが詰まっているようなので、何回か読み返そうと思いました。

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