ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第9版〉――株式投資の不滅の真理(バートン・マルキール)

株式投資に関してはすごく有名な本のようです。これから株を始めようという人(自分もですが)は読むべきだと思います。

バブルに関して

バブルに関しての章が面白かったですね。昔.comを社名に付けると株価が上がったという話は聞いたことがありますが、~トロニクスを付けると株価が10倍以上になった時期もあったそうです

先進的で夢のある技術にお金が集まるのはいつの時代も同じなのだと感じました。

最近のAIブームも同じようなものかと思うと勉強になりますね。

チャート分析について

株価の動きを見ているとやはりどうしても何らかの法則があるように思ってしまいますが、それもまやかしのようです。

ランダムに作ったチャートをプロのチャーティストに見せると区別がつかなかったりするようです。

株価が急騰、急落している局面などは、何らかの予測が立ちそうですが、どこまで下がるのか、上がるのかはどれだけ非合理的な投資家がいるかにかかっているので、合理的に予測するのはやはり難しいようです。

結論 :インデックス投資には勝てない

やはりプロが株を運用しても継続的に市場平均に打ち勝つことは難しいようですね。1年単位でみると勝っているという人も、連続しては勝てないようですし、何年もずっと勝ち続けているような人でも偶然勝っている可能性もあるので、来年勝てるとは限らないようです。

それでもウォーレン・バフェットのような人もいるので、一部の天才は可能な勝利のようですが、普通の人がとりあえず余ったお金を何とかしたい場合はインデックスファンドが最適解になるようです。

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