『金持ち父さん 貧乏父さん』読書感想――考え方への納得と実践への疑問

『金持ち父さん 貧乏父さん』を読んだ2019年の感想です。投資経験の報告ではなく、お金との付き合い方という考え方と、実践例の再現性を分けて読んだ記録です。

かなり有名な本ですね。この本については勝間和代さんの本を読んだ時から知っていたのですが、読む機会がなく棚上げしていました。強い成功法則を押し出す本なのではと警戒していたので、おそらく「筋は通っているが細部に矛盾がある」的な内容だと思いずっと避けていたのですが、内容的にはもっともなことが書いてありました。

「お金のためでなくお金に働いてもらう」

この本の中で一番有名な言葉ではないでしょうか。投資収益だけを目指す話として読むこともできそうですが、もう少し深く読むと、「お金の奴隷ではなく主人になろう」つまり「お金をうまく使いこなそう」ということになると思います。

以前にお金持ちになるにはお金の使い方を学ぶべきと書きましたが

私は、支出を消費だけでなく将来の資産にも向ける、という考え方として受け取りました。ただし、投資すれば働かずに暮らせるという保証ではありません。

その点は、自分が以前から気にしていたお金の使い方にもつながりました。具体例はバーベルと便利グッズの買い物記録に残しています。

この本では若干決めつけが多いというかお金に対してシビアすぎるというか「お金以外にも大切なものはある」的な反感をすごく招きそうですね。

後半の実践編もあまり再現性のあるようには見えなかったので、そこも反感を買いそうだとは思いました。

考え方と、実践できるかは別

お金が入ってきたとき、どう使うかを考える入口にはなると思いました。一方、決めつけの強さや実践編の再現性には疑問も残りました。考え方に納得することと、そのまま同じ投資をすることを分けて読む、というのが当時の私の評価です。

投資には元本割れなどのリスクがあり、目的や使う時期を含めて判断する必要があります。金融庁「資産形成の基本」も確認してください。本記事は特定の投資・借入を勧めるものではありません。

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