改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学(ソフトカバー)(ロバート キヨサキ (著), 白根 美保子 (翻訳))

かなり有名な本ですね。この本については勝間和代さんの本を読んだ時から知っていたのですが、読む機会がなく棚上げしていました。何やらカルト的なにおいがしたので、おそらく「筋は通っているが細部に矛盾がある」的な内容だと思いずっと避けていたのですが、内容的にはもっともなことが書いてありました。

「お金のためでなくお金に働いてもらう」

この本の中で一番有名な言葉ではないでしょうか。いやな業務を我慢して給料をもらうのではなく、投資をして儲けようというのが簡単な理解だとは思いますが、もう少し深く読むと、「お金の奴隷ではなく主人になろう」つまり「お金をうまく使いこなそう」ということになると思います。

以前にお金持ちになるにはお金の使い方を学ぶべきと書きましたが

この本の中では、負債や浪費にお金を使わずに、資産や投資に回せば不良所得で暮らせる。という風に表現されています。

加えて、ビジネスを持ったり節税をしたりと、こちらも割と一般論でありいつも両学長がYouTubeいわれているとおりですが、

この本では若干決めつけが多いというかお金に対してシビアすぎるというか「お金以外にも大切なものはある」的な反感をすごく招きそうですね。

後半の実践編もあまり再現性のあるようには見えなかったので、そこも反感を買いそうだとは思いました。

結論:お金の勉強をするときに最初に読む本

自己啓発書の元祖みたいな本でもあるし、働きだすとお金が入ってきてどう使っていいのかわからなくなると思うので、新卒の人とかは一度は読んだ方がいいでしょうね。

Pocket
LINEで送る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です