いらない保険 生命保険会社が知られたくない「本当の話」(後田 亨、永田 宏)

『いらない保険』を読んだ2019年当時の感想を残し、公的保障の説明を整理しました。本の評価と、個々の家庭が民間保険を必要とするかどうかは分けて考える必要があります。

公的保障を先に確認する

公的医療保険の自己負担割合や高額療養費の上限は、年齢や所得などで異なります。高額療養費もすべての支出を対象にする制度ではなく、食事代、差額ベッド代、先進医療の技術料など、対象外の費用があります。

「どんな病気でも50万円で社会復帰できる」「月10万円程度で必ず済む」「医療保険は無意味」とはいえません。治療期間、休業、生活費、利用できる制度を個別に確認する必要があります。

傷病手当金は一定の条件を満たす被保険者が対象で、協会けんぽの案内では支給開始から通算1年6か月です。有給休暇を足せば誰でも20か月受け取れる、という制度ではありません。加入先に確認してください。

2019年当時に感じたこと

保険で悩んでいる人は見るべき本ですね。「安心」という目に見えない商品を売っているということと、日本の保険会社がやはりデカいということで、かなり儲かっているようですが、そこら辺をもっと深く追及してほしかったです。

しかし、細かい数字も載っており、現場の声などが聞けるので、すごく役に立つ本だと思います。

保険に関しては「不安だから甘えたい」というのが消費者の本音だと思うので、そこら編をもう少し掘り下げたいと思います。

保険の要否を決めつけない

公的保障を知ることは大切ですが、それだけで民間保険の要否が一つに決まるわけではありません。扶養家族、貯蓄、収入が途絶えた場合の支出、保障の条件を照らし合わせます。本記事を理由に契約や解約を急がず、加入先や必要に応じて専門家に確認してください。

制度の確認先:厚生労働省:高額療養費制度を利用される皆さまへ協会けんぽ:傷病手当金。制度は変更されることがあるため、利用時の案内を確認してください。

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