『学生でもできた!逆転不動産投資術』読書感想――融資を重ねる発想の難しさ

石渡浩の『学生でもできた!逆転不動産投資術』を読んだ2019年当時の感想です。私は融資を受けたり物件を運用したりした体験を報告しているのではありません。書名にある条件が、読者にもそのまま当てはまるとは限りません。

前に読んだ本との違い

前に読んだ『最速で億を稼ぐ!不動産投資』とは違い、一棟ずつ完結させるより、物件を買った後に次の融資と購入へ進む発想として読みました。そんなことが可能なのか、と驚いたのが当時の印象です。

銀行からどう評価されるか、物件の運用が次の資金調達へどう関わるか、という話を読み、不動産投資は事業に近いのだと感じました。ただし、良い物件を持てば必ず次の融資を受けられる、という説明としては扱えません。

物件が増えれば安心なのか

複数の物件を持つという分散の発想も印象に残りました。一方、物件数が増えれば、それに伴う借入や管理の負担も考える必要があります。空室や修繕、金利の変動、売却できない場合を、物件数だけで解決できるわけではありません。

読む際には、「家賃がいくらか」と「経費や返済後にいくら残るか」を分けることが重要です。本の事例を自分の計画へ置き換えるなら、購入費だけでなく、空室中の支払い、修繕費、手元の現金、売却条件も個別に確認する必要があります。

初心者として残った感想

2019年当時は、内容はまだ難しいと感じました。ほかの本も読んで読み慣れてきたら、もう一度読んでみたい、という感想を残しています。ここでは、その後に再読したり投資で成果を上げたりしたことにはしていません。

「あと98冊」と書いていたのも当時の読書メモです。読む冊数を達成すれば融資や投資に成功する、という客観的な指標ではありません。

まとめ

私にとっては、不動産を一つ買うことだけでなく、運営と資金調達を続ける事業として見る入口になった本です。ただし、当時の自分には難しかった、という感想も同じくらい大切です。読んで納得することと、自分で実行できることは分けて考えます。

融資の可否は金融機関の審査によります。本記事は投資や借入を勧めるものではありません。基本的なリスクの確認先:金融庁「資産形成の基本」。

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