お金と働き方 / 2026年11月7日
赤字の会社がすぐ倒産するとは限らないのはなぜ?利益と現金の違い
赤字でも現金があれば支払いを続けられる場合があり、黒字でも現金が不足すれば資金繰りに行き詰まります。利益は一定期間の成果、現金は支払いに使う資金です。取引と入出金の時期を分けると、この違いが理解できます。
売った日と入金日は一致しない
商品を売って売上や利益を計上しても、代金が後払いなら現金はまだ入っていません。先に仕入れや給与の支払いが来れば、利益があっても資金が必要です。売掛金や在庫の増加を併せて読みます。
費用と現金支出も一致しない
設備の購入と減価償却、借入と返済では、損益と現金への影響が異なります。借りた資金は現金を増やしますが、それ自体が営業の利益になるわけではありません。元金返済も同額の費用とは扱いません。
赤字の理由と続く期間を見る
一時的な費用か、本業の継続的な損失かで状況は変わります。現金残高、毎月の資金流出、返済予定、新たに資金を確保できる条件を確認します。赤字だけで即倒産とも、現金が多いから安心とも言い切れません。
| 仮の取引 | 損益への影響 | 現金への影響 |
|---|---|---|
| 掛けで販売 | 売上等を計上 | 入金は後日 |
| 借入を受ける | 借入自体は利益でない | 資金が増える |
| 借入元金を返す | 同額の費用ではない | 資金が減る |
具体例・確かめ方
月初の現金20、月内の支払い30、売上代金50の入金が翌月なら、途中で10不足します。単位や税を省略した説明用の例です。月末の利益予測と、日付順の資金表を両方作る理由がここにあります。
参考資料
資料・リンク確認日:2026年11月7日。制度、展示、製品の条件は利用時の公式案内で確認してください。
